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2022.06.20

本当の「高性能住宅」とは?

本当の「高性能住宅」とは?

今家を建てるにあたって、高性能な家というのは当たり前のように言われています。

家の性能…と聞いてまず思い浮かべるのは暖かく暮らすうえで必要不可欠な断熱性能や、地震に対しての耐震性能でしょうか。
モデルハウスや見学会で「●●が標準仕様なので高断熱の暖かい家です。●●工法なので地震にも強いのが特徴です」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
こういったセールストークはよく聞く内容だと思います。

しかし、これは半分正解で半分ハズレだと思っています。なぜか?それは何を施工するかよりも、どのように施工するかが大切だからです。
例えばどんなに断熱性の高い窓にしても、すき間だらけの家では意味がないからです。

特に結露を防ぎ、快適な居住空間をつくるためには高断熱・高気密・室内換気・躯体換気・そして計画的な冷暖房の要素が重要となります。
特に家の最大の敵は結露です。カビが発生すると快適さだけではなく健康面でも、構造材、建物にとってもデメリットしかありません。

ではどうやってこれらを兼ね備えた本当に高性能な住まいにするか?
その答えの一つとして第三者検査機関による現場検査を実施することがあります。

建築会社でも現場検査などは行っていますが、ちょっとした施工の不備を見逃してしまったり、施工業者の勘違いで間違った施工をしてしまう可能性があります。
そこで自社の現場検査に加えて第三者検査機関の目を入れることで、不備の見逃しをなくして施工の制度を高めることができます。
さらに気密測定を行うことで、すき間がどれほどあるかを確認することも大切です。

こうすることで客観的に視点で品質の高い住まいにすることができ、安心して暮らせる家となります。